自己肯定感と自己効力感のお話

ワークライフ

こんにちは。最近はSNSの発達により自分と他人を比較して落ち込んでしまったり、自分は「劣っている」と感じてしまう方も多いでしょう。

できれば毎日心も体も健やかに、日々過ごしていきたいものです。                       

そんな日々を過ごすための第一歩として、ほんの少し参考になればという思いで、心と体の元気のために必要なものについてお話します。

みなさんも自己肯定感という言葉を耳にすることは多いのではないでしょうか。自己肯定感とはありのままの自分を受け入れて、積極的に肯定し自分に価値があると感じる気持ちのことを言います。自分のいいところも、足りないところも認めながら、自分を大切に愛する感覚ですね。

自己効力感とは、自分は何かを成し遂げる力を持っている、困難な状況も乗り越えられるだろうなど、自分の力や可能性を認識し、信じる気持ちをいいます。

これら二つを完璧に持ち合わせることは難しいかもしれませんが、自分の価値を感じながら「自分には何かを成し遂げる力があると信じることができている」そんな心が元気な状態に少しでも近づきたいものです。では、自己肯定感や自己効力感はどのように生み出されるものでしょうか。

過去の自分と比較するとは、「以前の自分は、難しい状況を前にして諦めていた。でも今はチャレンジしようとしている!」など、過去の自分と今の自分を比較し、成長を感じる瞬間に生み出されます。これは他者との比較に意味がないということではありません。他の人の頑張りや能力と、自分を比較することで、学ぶことや気づくことも多いと思います。しかし、他者との比較では「あの人はあんなにできるのに、自分は・・・」と、自分の至らない点に目が行きがちです。他者と自分を比較することは自分の現在地を測る指標にはなりますが、優劣をつけるものではありません。他者ではなく、過去の自分と比較をすることで、成長を感じることが大切です。

過去の自分を振り返る中で、同じ失敗をしてしまう自分、すぐに立ち直れず落ち込む自分などを見つけるかもしれません。そんなとき、覚えていただきたいことがあります。それは、もし成長をご自身で感じられなくても、立ち直るのに時間がかかったとしても、そんな一面も含めてあなた自身であるということです。常に成長し続け、自分を磨く姿勢は素晴らしいものですが、成長することだけを目標にすると心が疲れてしまいます。至らない点も含めてありのままの自分を受け止め、大切にすることも、心の健康に必要なサポートです。

向上心を持っているからこそ、ついつい他者と比較してしまうこともありますよね。そんなときは自分自身に目を向けて、努力したことやできるようになったことを認めてあげてください。

今日も最高の学びがありますように!それではまた。

コメント

タイトルとURLをコピーしました